「ヘマチン」とは？夏のダメージの髪に効果的な成分公開！

こんにちは。さちです。
夏の髪のゴワツキ気になりますよね。
今、美髪にする成分として「ヘマチン」が注目されているのをご存知でしょうか？？
一体、どんな成分なのか、どんな効果あるのか、気になりますよね。
本日は、「ヘマチン」という成分についてご紹介します。

＜そもそも「ヘマチン」とは？＞

ヘマチンは動物の血液から作られる成分です。血液内の赤血球の「ヘモグロビン」を色素の「ヘム」と、タンパク質の「グロビン」に分離し、その「ヘム」を化学処理をすると「ヘマチン」になります。タンパク質と分離させられたヘマチンはとても不安定です。
何かと結びつこうとし、髪の8割を占めるケラチンタンパクに結合しようとします。髪の90％を占めるとされているケラチンはタンパク質で、グロビンの分子構造と似ているため、ヘマチンが結合しようとし、毛髪が傷んでいる部分を覆うことでダメージを修復する機能があるといわれています。

＜ヘマチンの効果は、ダメージ修復＞

ヘマチンを含んだチャンプーやトリートメントを使うと、様々な効果があります。まずは、毛髪のダメージが修復され、髪が柔らかくサラサラになります。キューティクルが剥離し、コルテックス部分が露出していることがダメージの原因ですが、ヘマチンがこのコルテックスをキューティクルに似た物質で覆うため、毛髪が良い状態に戻り、指通りなめらかな髪になるのです。

＜パーマやカラーリングのダメージにも効果的＞

ヘマチン配合のシャンプーをパーマやカラーリングの後に使うのも効果的です。パーマの持続性をアップさせたり、カラーの褪色を抑えます。
ヘマチンがアルカリ除去効果を持つためです。パーマやカラー後、髪の毛に残留したアルカリ性薬剤を落とすからです。

＜他にも髪に嬉しい効果がたくさん！＞

（1）タンパク質に吸着して内部補修し、つややかに整える
（2）カラーやパーマのにおいを中和する
（3）紫外線から髪と頭皮を防御する
（4）うねり髪にハリコシアップ！
（5）育毛・白髪予防効果にも期待！

＜デメリットはお値段＞

副作用についてはそもそも血液が原料の成分なので副作用はありません。もし副作用を挙げるとすると、白髪が黄褐色なることがあるということです。
他にもシャンプーなどに配合されるとシャンプーの価格が高くなることになるのでコスト的なデメリットがあります。

以上です。髪に対する「ヘマチン」の効果は想像以上ですね。ぜひ、効果的に取り入れて、夏も美しい髪を保ちましょう。